こんにちはNAGOです。
今日はダンさんの動画
株価リスク高まる! 東証1部8割が日銀とGPIF? マザーズ指数また急落!
を皆さんとみていきたいと思います。
GPIFとはなんぞや?
必見です。
YouTube高橋ダンより
今日マーケットをみるとほとんど何も動いていない。今日は何のために動画だしてるの?そんなことを思う人もいるかも。
しかしよく見てみるとマザースが4%も急落しています。連日ダンさんが言われているようにマザーズは日経平均の先行指数です。

そしてもうひとつ
恐ろしいニュースがありました。
公的マネーが大株主。
東証1部の8割。
4年前から倍増。
日銀とGPIFだけが日本株を持っている。
年金保険料から集められた公的年金積立金は、厚生労働大臣の預託により、GPIFが信託銀行や投資顧問会社などの運用受託機関を通して国内外の債券市場や株式市場で運用し、運用収益とともに年金給付の原資とします。
公的年金という性質上、長期的に安全かつ効率的な観点から、2018年度末現在、国内債券35%、国内株式25%、外国債券15%、外国株式25%という基本ポートフォリオが組まれています。運用環境改善の流れから、近年はリスク運用の比率を高める傾向にあります。
恐ろしいニュースです。これは資本主義の終わりを意味します。どうなっていくのでしょうか?
1.マザース短期分析
まずマザーズについて説明します。
東京証券取引所に開設されたベンチャー企業向けの株式市場
ベンチャー企業に向けては資金調達の場として、投資家に向けてはハイリスク・ハイリターンの投資物件を選択する場として提供するのがマザーズ創設の目的である。
マザーズは、既存の東証一部、東証二部に並立する株式市場として位置付けられている。従来の株式市場が、上場企業に対して設立後経過年数や利益の額など安定性を要求するのに対して、マザーズでは将来の成長性を重視するのが特徴である。赤字経営の企業でも、将来性が十分に見込める場合にはマザーズに上場することが可能である。
また、投資家が常に企業情報を把握できるように、上場企業には会社説明会を開くなどディスクロージャー(情報公開)が義務付けられている。マザーズ上場企業は、経営業績などの透明性が確保されることになる。
マザーズ (Mothers) は、Market Of The High-growth and EmeRging Stocks(高成長・新興株式市場)の頭文字を取って名付けられた。成長性が期待される企業を対象にする市場であることと、投資家が新興企業を育てる母親であるとの意味も込められている。
マザーズはハイテク株が多くハイリスク、ハイリターンのため、市場に影響を受けやすい。そのためリスクが高まる時などは先行して市場が動くことが多いです。先週記事にしていますので良かったら見てください。
マザースは今やばい状態になっています。

一週間程度で12%以上下がっています。かなり大きな下がりです。いくらハイリスク、ハイリターンと言ってもここまで変動しません。
MACDを見てみても下降トレンドになっています。RSIは50を切っています。下降トレンドです。
ボリンジャーバンドをみてもボリンジャーバンドの幅にあるため、まだ下がれることを意味します。下がりきっていません。
何度も言いますがマザーズは日経平均の先行指数です。日経平均、TOPIXが全然下がってないから大丈夫。

懸念を持つべきです。しかし、インプライドボラティリティを見ると実はあまり上がっていません。多分ですが外資系はまだ日本には懸念を持っていません。でも、下がると思います。

変です。
これだけマザースが下がっている。
プロの投資家なら懸念を持つはず。
でも、インプライドボラティリティには
影響がでていない・・。
ここは短期的にリスクが高いと思います。
2.日銀とGPIFの長期的分析
恐ろしいニュースです。公的マネーが大株主。東証1部の8割が日銀とGPIFです。4年前から倍増しているのです。


アベノミクスで経済は上がっていった・・?。
このグラフをみると公的資金で
無理矢理上げてるような
個人の意思関係ないですね。
この状態は民主主義ではありません。社会主義のやり方です。中国と同じ事をやっているんですよ。1企業の30%近くが公的資金で買われています。もの凄くおかしな事になっています。リーマンショックから始まった量的緩和は世界の中央銀行がやっています。
でも日本だけおかしいのは公的資金で株を買っています。他国の中央銀行は買っていません。なぜしないか?
危ないって知ってるから。
資本主義を守るためにはやっては駄目な政策なのです。株は民間部門です。民間部門を政府が介入すれば資本主義は終わります。
日本は国債も買っています。

今日銀は日本が発行した国債の60%を保有しています。発行した全部の累計の60%ですよ。このまま買い続ければ5~10年後には上限いっぱいになってしまいます。90%以上になります。そしたら誰も国債を買わなくなります。そして日本は終わります。
こんなことをしているとマーケットから信用されなくなります。外資系から信用がなくなります。MMT理論は知っています。お金を作ってそれを使っても問題ない。でもそんな都合のいい話あるでしょうか?ジム・ロジャーズも異論を唱えています。
昔、記事にしていますもし良かったら見てください。
ずっと政府が赤字のまま進んでいても大丈夫?。普通に考えて大丈夫なわけがありません。どこかでツケを払わなければなりません。政府のリストラも出来ていない。なので税金をあげるしかない。そして消費税を上げる。
でも消費税は日本の仕組みにとって最悪な税金です。それは日本のGDPの多くが個人消費によるものだらかです。今回の不景気はコロナショックだけではないのです。消費税が大きな足かせになっています。長期的に見てどうなるかはわかりません。
しかし皆さんには理解して頂きたい話です。
3.ダンさんの意見
まず、長期投資の話です。コロナクラッシュがまた来るか?。わかりません。しかし、今の状態を考えると株の所から安全資産に少し移動した方が良いと思います。ローテイト(回転)してください。
短期的には日本株を少しづつ売った方が良いです。前回お勧めしたソフトバンクグループとソフトバンクテレコムのペアトレードは大成功でした。4%くらいアップしたと思います。相関率の低い株を一つは売って、一つは買う。金額は同じ金額にする。

変動が大きな市場では
ペアトレードは有効です。
前回に記事気になる方は見てくださいね。

ダンさん今日もありがとう御座いました。
いろんな話があって、何回か見直したいと
思います。
皆さんも最後まで見てくれてありがとう。
感謝。
NAGOの独り言
ダンさんは超分散投資を進めます。その理由の一つが国の経営破綻です。日本も戦後に旧札の価値を0にして新札の発行をしています。今、政府が動いていることに新札の発行があります。2024年です。ダンさんが言っている国債が買えなくなるまでに近いですよね・・。ただの偶然なのでしょうか?。
デジタル円にも政府は動いています。デジタル円になるとお金の動きが政府に全てわかるようになります。税金を簡単に取れるようになります。
これからリスクはいっぱいあります。投資をしてリスクを分散するようにしましょう。
それではまた!!。